
- なぜ節約ができないのか理由が知りたい
- 節約できないときの改善方法を知りたい
- 無理しないで簡単にできるおすすめの節約術を知りたい
節約ができない理由と改善方法に関する悩みを解決します。
本記事の内容
- 節約ができない理由【7つ】
- 節約できないときの改善方法【7つ】
- 無理しないで誰にでもできる節約の方法
結論、節約は誰にでも簡単にできます。
なぜなら、節約は思っているより簡単にできるから。
しかし、「がんばってるのになかなか節約ができない」と思って悩んでいる人が多いのも事実。
それは、節約ができない理由と簡単にできる方法をきちんと理解していないからです。
本記事では、節約をしたくてもできない理由と、無理しないでできる改善方法をわかりやすく解説しています。
記事を読むことで、少しずつ節約ができるようになり、コツコツお金が貯まるようになります。
そして、苦しかった家計も改善され、将来を安心して過ごすことも可能となります。

私が解説しています
- 節約歴15年、50種類以上の節約術を実践
- FP2級、簿記2級、宅地建物取引士保有
- 不動産投資系を中心にWebライターとして活動中
目次
節約は無理?節約ができない理由【7つ】
ここでは、節約ができない理由を7つ解説しています。
- 節約しているつもりになっている
- クレジットカードや電子マネーを使いすぎている
- 過度な目標を立ててしまっている
- かたよった節約をしている
- 収支を管理・把握していない
- 趣味・嗜好品にお金をかけすぎている
- 支出の見直しをしていない
ひとつずつ解説します。
節約ができない理由①:節約しているつもりになっている
なんとなく食費を削っているつもりや無駄遣いを控えようと思っているだけでは、しっかりした節約はできません。
実際に何かを我慢はしていても、違うところで使ってしまい結果的に節約になっていないことが多いです。
きちんとした計画を立てて何のために節約をするのかを考えて、目標のためにいくら貯金したいのかをしっかり決めましょう。
節約ができない理由②:クレジットカードや電子マネーを使いすぎている
クレジットカードや電子マネーは、現金がなくても支払いができることから気軽に使ってしまいがちです。
財布の中身が見た目にも減らないため罪悪感も少なく、何にいくら使ったかもわからなくなってしまいます。
便利な反面危険な面もありますので気をつけましょう。
支払は翌月以降となるため、今月いくら使ったかもあいまいになってしまいますので、2ヶ月分の利用明細のチェックをこまめにするなど確認を怠らないようにしましょう。
節約ができない理由③:過度な目標を立ててしまっている
節約するには目標を立てるのはとても大切です。
ですが、自分の収入に不釣り合いな無理な節約目標を立ててしまうのは長続きしませんのでやめましょう。
体力的・精神的に疲弊していまって体調を崩してしまっては元も子もありません。
最低でも月収の手取りの10%は貯蓄できるような目標を立て、それに向けて節約をしましょう。
節約ができない理由④:かたよった節約をしている
節約をしようと始めたとたん、食費だけを減らそうとしたり、水道光熱費だけを減らそうとかたよった節約をしてしまう人はなかなかうまくいきません。
食費・水道光熱費・交際費・スマホ代や保険代など、まんべんなく減らすような計画を立てましょう。
それぞれ少しずつ減らすことでも、月々合計するとかなりの節約が期待できます。
節約ができない理由⑤:収支を管理・把握していない
毎月の収入と支出を把握していないと効率の良い節約はできません。
まずはざっくりでも良いので項目と金額を洗い出しましょう。
支出の例としては下記があります。
固定費:居住費・水道・電気・ガス・通信費・保険代・車両費・その他サブスク代
変動費:食費・医療費・日用品費・衣服費・交際費・趣味・嗜好品
なかでも固定費は支出の多くを占めていますので、かならずチェックしましょう。
節約ができない理由⑥:趣味・嗜好品にお金をかけすぎている
節約をしているから自分の好きなことには多少お金をかけても良いだろう、と思って知らず知らずのうちに使いすぎていることも多々見受けられます。
例えば下記
- 1杯400円のカフェを1日1回、月に30日利用した場合、毎月12,000円
- 1箱480円のタバコを1日1箱、月に30日吸った場合、毎月14,440円
- 1回1,000円のランチに月30日行った場合、毎月30,000円
- 1回4,000円の飲み会に月10回行った場合、毎月40,000円
我慢しすぎも良くありませんが、少しずつ減らしたり安い方法でかわりにしたり工夫することも大切です。
節約ができない理由⑦:支出の見直しをしていない
何となく節約をしていて節約できない人は、支出の見直しをきちんとしていない傾向があります。
ちょっと買い物を我慢しただけではまとまった節約は期待できません。
支出の見直し、特に固定費は見直しをすれば削減効果バツグンですので、すぐにでも見直しましょう。
場合によっては「なんでもっと早くやらなかったんだろう」と後悔するくらい削減できるものもあります。
面倒くさがらずに一度、支出の見直しをしてみましょう。

私もコロナの自粛期間で支出の大幅見直しをしタバコも辞めました。タバコだけでも年間12万円以上の節約ができましたのでやって良かったと思います。
節約できないときに無理しないでできる改善方法【7つ】
無理しないでできる改善方法を7つ紹介します。
- 貯金用口座を作る
- 目的や目標を明確にする
- 家計簿をつける
- まんべんなく節約する
- 先取り貯金をする
- 現金を活用する
- 使うときは使う
ひとつずつ解説します
改善方法①:貯金用口座を作る
貯金用の口座を新たに用意しましょう。
目的は2つ、
1つ目は、貯金用とすることで意識付けができるから。
この口座は金額が増えることはあっても減ることがないようにします。強い意志をもって目標金額まで達成させましょう。
2つ目は、モチベーション維持のため。
入出金が繰り返される口座だと、貯金の感覚がなくなりますが、金額が増え続ければテンションも上がり節約のモチベーションが維持できます。
改善方法②:目的や目標を明確にする
やみくもに節約をするのではなく、きちんと目的や目標を決めましょう。
何となくやっても長続きしませんし楽しくありません。
「国内旅行のためにまずは10万円貯める!」など、ある程度達成できそうな金額や目標から決めるのが良いでしょう。
節約の意識がついてきたら、次第に目標を大きくしていけば達成しやすくなります。
改善方法③:家計簿をつける
家計簿は必ずつけましょう。
使った金額を細かくすべて記入する必要はありません。
はじめは大体の支出を把握し、次第に何にいくら使ったのか細かく分けていけば良いでしょう。
何となくでもまずは把握することが大切です。
家計簿アプリなど便利なものもありますので、ぜひ活用しましょう。
改善方法④:まんべんなく節約する
大幅に食費を減らしたり、会社や友達との付き合いをなくしたりといった極端な節約はやめましょう。
身体にも精神的にも良くないですし人間関係も悪くなる可能性があります。
保険代・食費・水道光熱費・通信費・趣味代などそれぞれ見直しをして、まんべんなく節約するようにしましょう。
少しずつ減らすことで、トータルすれば大きな削減効果となるでしょう。
改善方法⑤:先取り貯金をする
先取り貯金とは、毎月余ったお金を貯金するのではなく、先に貯金をして残ったお金を生活費として使うというやり方です。
このやり方はとてもおすすめで、貯金も強制的にできますし、残ったお金でやりくりするために工夫をするようになります。
自動積立の貯金でも良いですし、iDeCoやつみたてNISAなどを活用しても良いでしょう。
改善方法⑥:現金を活用する
クレジットカードや電子マネーはとても便利ですが、ついつい使い過ぎてしまいますし、支払いが翌月以降となるため毎月の支出の計算が難しくなってしまいます。
現金でしたら、ある分しか使えないため使いすぎることもありませんし節約の意識も高まります。
一度初心に戻って現金を活用するのもひとつの手です。
改善方法⑦:使うときは使う
節約することは素晴らしいことですが、辛くなる時もかならずあります。
人間辛いことは長続きしませんので節約が辛く感じたら、ある程度使うこともした方が良いでしょう。
しかしその際に、ムダ使いなど散財をするのはもってのほかです。
一度散財してしまうと歯止めが利かなくなる可能性が高く、二度と節約生活ができなくなってしまう恐れがあります。
【結論】無理しないで誰にでも節約する方法はたくさんある
以上、「節約ができない理由7つ」と「改善方法7つ」を解説しました。
記事をまとめます。
節約ができない理由【7つ】
- 節約しているつもりになっている
- クレジットカードや電子マネーを使いすぎている
- 過度な目標を立ててしまっている
- かたよった節約をしている
- 収支を管理・把握していない
- 趣味・嗜好品にお金をかけすぎている
- 支出の見直しをしていない
節約できないときの改善方法【7つ】
- 貯金用口座を作る
- 目的や目標を明確にする
- 家計簿をつける
- まんべんなく節約する
- 先取り貯金をする
- 現金を活用する
- 使うときは使う
節約は、やり方と少しの手間だけかけてあげれば誰でも簡単にできます。
その少しの手間だけかけることで、これからの将来数百万・数千万と変わってきます。
お金がないと言う前に、自分でお金を作る方法を考えましょう。
最後に、【誰でもできる節約方法】をご紹介します。
下記の記事で、節約の項目や方法を具体的に解説しています。
何をすれば良いのか分かりますので、ぜひ読んでひとつでも取り入れてください。
誰にでもできる節約方法はこちらでくわしく解説しています。
>>「【保存版:家計改善のための37の方法】必ず家計は改善されます」

つらい節約になってはいけません。誰でも簡単にできる方法を紹介していますので、ぜひ試してみてください。