
- クラウドソーシングは誰でもできるって本当?
- クラウドソーシングで副業したいけどきちんとデメリットを知りたい
副業初心者のクラウドソーシングに関する悩みを解決します。
本記事の内容
- クラウドソーシングサービスの概要について解説
- クラウドソーシングサービスの仕事形式について解説
- クラウドソーシングサービスのメリット・デメリットを解説
これから副業を始めるならクラウドソーシングはとてもおすすめです。
なぜなら特別なスキルがなくても稼ぐことができ、隙間時間を利用して働くことができるからです。
実際に特別なスキルがないサラリーマンの私でも、副業Webライターとして活動しており月に数万円稼ぐことができています。
本記事では、これから副業をはじめようと考えている副業初心者向けに、クラウドソーシングの特徴とメリット・デメリットを隠さずに解説しています。
記事を読んで特徴を理解できれば、安全に稼げて今よりもっと豊かになり安心して生活ができるようになります。

私が解説しています
- クラウドソーシングでWebライターとして活動中
- 不動産業界歴18年、主に不動産投資について執筆
- 節約歴15年、50種類以上の節約術を実践
- FP2級、簿記2級、宅地建物取引士保有
目次
クラウドソーシングサービスについて
クラウドソーシングとは
クラウドソーシングとは個人・法人問わず仕事を依頼したいクライアントと、仕事を受注したいワーカーをインターネット上でマッチングするサービスです。
仕事の契約から納品、検収・支払まで基本的にWeb上ですべて完結できるため、地方在住者や海外に拠点を置く人にとってとても人気があります。
近年では副業としてクラウドソーシングサービスを利用する人が急増しています。
クラウドソーシングの利用の流れ
クラウドソーシングは基本的に仕事の依頼から契約、納品、支払、評価まですべてWeb上で行うことができます。
下記に厚生労働省と一般社団法人クラウドソーシング協会が発表した資料の一部を抜粋します。
出典:厚生労働省 第8回労働政策審議会労働政策基本部会 資料
クラウドソーシングの活用の広がりと課題認識(pdf)
参考:クラウドソーシング協会
クラウドソーシングの仕事内容
クラウドソーシングでできる仕事には、ブログ記事の執筆やデータ入力、デザインやネーミング、プログラミングから英文書の翻訳までさまざまな仕事があり、受注する仕事にはいくつかの形態があります。
各形式の特徴を挙げますので参考にし自分に合った形態を選択しましょう。
プロジェクト形式
受発注者間で報酬などの条件を交渉し契約締結後に作業を開始する形式です。
- 内容によりチームで取組む場合もある
- 長期案件や継続案件もある
- プログラミング、webサイト開発、記事執筆などがある
- 契約前にテストを実施することもある
- 数千円~数十万円の案件もある
コンペ形式
複数の受注者がデザイン案やアイデアを提案し、採用案件にのみ報酬が支払われる形式です。
- 主にデザインスキルやコピースキルが必要となる
- ロゴ作成、キャラクター作成、ネーミングなどがある
- 数千円~数十万円の案件もある
タスク形式
アンケートなどの簡単な作業を多数の受注者に分散して依頼する形式です。
- 大量作業を短時間に実施
- アンケート、感想などの短文記事、梱包発送などの軽作業が多い
- 特別なスキルがなくても出来る仕事が多い
- 報酬は安いが隙間時間に簡単に出来る
- 1案件数十円~数百円が多い
クラウドソーシングのデメリット7つ
Webで完結できるのがクラウドソーシングの良いところです。
その反面相手の顔が見えないなど不安も多くあります。
まずはメリット・デメリットをしっかり理解しましょう。
【デメリット1】報酬が安くなりやすい
全体的に報酬が安い傾向があります。
特に各分野初心者や未経験者は時給換算すると数百円となることも多いです。
しかし経験を積めば報酬アップの交渉も可能ですし、高単価の案件も狙うことも十分可能です。
【デメリット2】(発注者)の信用性がわからない
クライアントは企業・個人さまざまいます。
中には個人情報を収集しようとする業者や外部のネットワークビジネスへ勧誘しようとするものなどトラブルも報告されています。
サイトによってはクライアントの信用性なども分かりますので参考にした方がよいでしょう。
【デメリット3】好条件の案件は採用されるのが難しい
報酬が高いなど好条件の案件は倍率が高く採用されにくくなります。
また、はじめたばかりの初心者では高い報酬の案件を獲得するのは難しいでしょう。
まずは低い報酬の案件で経験を積みスキルアップすることで、高い案件も受かりやすくなりますし値段交渉もできるようになってきます。
はじめからガンガン稼げることはないと思っていた方が良いでしょう。
【デメリット4】仕事がない可能性もある
案件毎に契約人数が決められている場合が多く、条件の良い案件には応募人数も多くなります。
なかなか契約までたどり着かなかったり、1つの案件が終わったらまた契約をしなければいけません。
仕事内容によっては継続の依頼が来たりしますので少しずつスキルアップを目指しましょう。
【デメリット5】落選の連絡がないことが多い
案件によってはテストがある場合があります。
テストに合格すればもちろんクライアントから連絡が来ますが、落選の場合連絡が来ないことの方が多いです。
落選の時も連絡があれば次の案件へすぐ応募もきますが、判断がつかないためしばらく空白期間ができてしまうこともあります。
同時進行で複数応募し、複数合格してしまってもクライアントに迷惑をかけてしまうおそれがあるので注意が必要です。
【デメリット6】案件やクライアントによって注意事項などが異なる
一度契約したこととあるクライアントから継続依頼があった場合、仕事の進め方や注意事項はおおむね前回と同じことが多いです。
しかし、別の新規クライアントから受注する場合は、仕事のルールや進め方、コミュニケーションの取り方、納品の仕方など異なるケースがほとんどです。
その都度しっかり確認しなければ評価が下がるおそれもありますし、その結果継続案件をいただけない可能性もでてきます。
手間はかかりますが毎回しっかり確認し、クライアントの意向に沿った仕事ができるように注意しましょう。
【デメリット7】手数料がかかる
利用するクラウドソーシングサービスや報酬額などによって異なりますが、報酬総額の5〜20%が手数料としてかかることがあります。
直接やり取りできれば100%利益となるのですが、20%かかるとなるとかなりの額となります。
しかし、クラウドソーシングで仕事を受注できたり安心できる支払いシステムなど個人ではできないサービスが利用できますので納得できる金額ではないでしょうか。
クラウドソーシングのメリット7つ
【メリット1】自分で仕事を選べる
日々アップされる数多くの仕事の中から自分の得意なジャンル、好きなことを選んで受注することが出来ます。
得意なジャンルであれば短期間で多くの仕事もこなせますので収入も期待できます。
特別なスキルがなくてもできる仕事はさまざまあり、日々更新されていますのでかならず見つかります。
はじめは低単価の案件が中心となりますが、スキルや経験を積んでいけば徐々に高単価な案件にもチャレンジできるようになります。
【メリット2】好きな時間で働ける
クラウドソーシングで受注した仕事にも納期があります。
しかし極端に無理な納期はありませんので無理せず好きな時間に働くことが可能です。
是非空いた時間を有効利用しましょう。
【メリット3】無駄な時間を使わなくて良い
ほぼすべての作業がWeb上で完結出来るため、無駄な打ち合わせや会社へ出向く手間や時間はありません。
契約時にしっかりと作業内容が指示されますし、作業上で質問などがある場合はskypeなどのチャットやメールでやりとりが出来ます。
【メリット4】継続的に仕事を受けられることがある
スキルや対応の評価が認められれば、同じクライアントから継続的に仕事を受けられることがあります。
副業として個人で仕事を探すのはとても大変です。
クラウドソーシングというサービスを利用することで普段お付き合いできないクライアントとも仕事をできることがありますので、サービスを利用するメリットは計り知れません。
【メリット5】好きな場所で働ける
Webで完結できることからネット環境さえ整っていれば場所を選ばず働くことができます。
自宅はもちろんカフェやコワーキングスペースなどでも働けます。
さらには地方在住者や海外在住者でも仕事ができますので、わざわざ都心に住む必要もありませんし通う必要もありません。
【メリット6】継続すればスキルが身に付く
スキルや知識がなくても継続して案件をこなしていけば、少しずつ成長することができます。
たとえば、Webライティングの仕事であればPREP法などのライティングスキルや商品を売るためのセールスライティングなどが身に付きますので自分でブログを開設することもできるようになります。
動画の編集作業であれば、YouTubeの動画アップの技術や知識が身に付きます。
また、まったくやったことのない分野でチャレンジすることで新たなスキルが身に付くかもしれません。
さらに案件やクライアントによってはノウハウを教えてくれることもありますので、お金をいただきながら学ぶことができるというありがたいことも。
【メリット7】副業初心者でもはじめやすい
クラウドソーシングは、初心者向けの仕事からプロ向けの仕事までさまざまな種類の案件が日々募集されています。
荷物の梱包作業や音声の文字おこしなど特別なスキルがなくてもできるものからプログラミングやデザインなど高度な案件迄多種多様です。
さらに契約関係や支払関係など個人では面倒な手続きをクラウドソーシング内で完結できますので安心です。
このことから初心者でも圧倒的に副業を始めやすく、各クラウドソーシングそれぞれ年々登録者数が急増しています。
クラウドソーシングの【おすすめ3選】
クラウドワークス
国内No.1のクラウドソーシングサービス
総契約額「152億円」、登録ワーカー数「410万人」、登録クライアント数「67万社」と巨大なマーケットを有しています。
一定の基準をクリアした優良ユーザーに対して与えられるプロクラウドワーカーの認定制度や、フリーランスに対するスキルアップ講座、確定申告・法律相談などのサポートも充実しています。

私もクラウドワークスでWebライターとして副業しています。良いクライアントに恵まれ教わりながら月に数万円稼いでいます。
クラウドワークスについてこちらでくわしく解説しています。
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クラウドワークスで詐欺にあわないための仕事の見分け方【初心者必見】
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ランサーズ
2008年に日本で初めてクラウドソーシングサービスを開始したパイオニアで、クラウドワークスと並ぶ人気のクラウドソーシングサービスです。
依頼総数200万件以上と案件も豊富ですし、基準を満たしたユーザーに対しての認定ランサー制度や税務サポート・スキルアップ教育支援などサポート体制も充実しています。
特にライティング案件が豊富ですので、ライター希望であればかならず登録しておくべきです。
ココナラ
ココナラは知識・スキル・経験を売り買い出来る日本最大級のスキルマーケット。
会員数80万人超、200万件以上の取引実績があり年々登録者は増加しています。
自分の得意なスキルを商品として出品することができるため、こちらから提案型のアピールもできます。
仕事カテゴリーはデザイン、イラスト、相談や裁縫などさまざまですが、デザイン系が多いように感じます。
【結論】クラウドソーシングは副業初心者にベストな選択
今回、副業初心者向けにクラウドソーシングのメリット・デメリットを解説しました。
結論、サラリーマンでもクラウドソーシングを利用して副業することは十分可能ですしとてもおすすめです。
なぜなら誰しも今まで学んだ知識や経験、専門スキルなどかならずあるからです。
あなたにしか出来ないことはたくさんありますし、それを必要としている方も多くいます。
しかし「自分にはそんなスキルなんてないし・・・」と思っている人も多いはず。
自信がなかったら簡単な案件から始めるのも良いでしょう。
積み重ねが徐々にスキルアップにつながりますし、眠っている特技や才能が目覚めるかもしれません。
クラウドソーシングにもメリット・デメリットはあります。
しっかり理解しつつ新たなステージで活躍してください。

サラリーマンは安泰という時代は終わりましたので、副業は絶対にやるべきです。少しでも早いうちから収入の柱を作っておきましょう。