
- 副業したらかならずばれるの?
- 副業がばれたらどうなるの?
副業のリスクに関する悩みを解決します。
本記事の内容
- 本業の会社に副業がばれる理由を解説
- 副業がばれた時のリスクについて解説
副業はしたほうがよいですが、ばれるリスクとばれる理由を確認しておきましょう。
厚生労働省が副業推進を示したことで、サラリーマンの副業は活発になっており今後ますます増えることが予想されます。
副業を禁止している企業がまだまだ多いのも事実ですが、現在の給与に不安や不満を抱えている人が多いのも事実。
自分の資産は自分で何とかしなければいけません。
確定申告の方法によっては、会社に副業がばれてしまうことがありますので注意が必要です。
本記事では、副業がばれる理由とリスクについて解説をしています。
記事を読むと、これから副業を始める際の注意点が理解できます。
副業は決して悪いことではなく自分を高める素晴らしいものです。
副業を始めることにより、収入が増え知識やスキルもアップしより良い将来を迎えることができるでしょう。

私が解説しています
- 副業Webライターとして活動中
- 不動産業界歴18年、主に不動産投資について執筆
- 節約歴15年、50種類以上の節約術を実践
- FP2級、簿記2級、宅地建物取引士保有
目次
副業について | 厚生労働省
厚生労働省では「働き方改革実行計画」を踏まえ副業・兼業の普及促進を図っています。
「副業・兼業の促進に関するガイドライン」では副業を行うメリットを挙げています。
副業を行うメリット
副業をおこなうことで得られるメリットは数多くあります。
- 離職しなくても別の仕事に就くことが可能となり、スキルや経験を得てキャリアを形成することができる。
- 本業の所得を活かして自分がやりたいことに挑戦でき、自己実現を追求することができる。
- 所得が増加する。
- 将来の起業・転職に向けた準備・試行ができる。
- 企業側にも労働者の希望に応じて副業・兼業を認めるよう検討することが求められています。
副業がばれる理由とは?
サラリーマンの副業が本業の会社にばれる理由は大きく2つあります。
副業がばれる理由1:住民税の納付額からばれる
住民税は前年の収入によって納付額が決まります。
副業で住民税の納付額が増えると会社の経理や税理士から「もしかして副業しているのではないか?」と不審に思われてしまいます。
住民税の納付を給与天引きの「特別徴収」ではなく自分で納付する「普通徴収」とした方が良いでしょう。
副業がばれる理由2:社内の噂からばれる
ついうっかり同僚に話してしまったり、たまたま副業している場面を見られてしまったりして社内に知られてしまうことが多いです。
副業が禁止されている場合「絶対に社内の人には言わない」・「目立つような場所や内容での副業はしない」ことを心がけましょう。
マイナンバーからばれることはない
マイナンバー制度導入により「副業がばれるのでは?」といった心配する声もありますがマイナンバーが原因で副業がばれることはありません。
マイナンバーの利用が許されているのは社会保障や税に関する手続きにかかわることのみで、個人の所得を調べることは許可されていません。
副業がばれた時のリスクとは?
本業である会社に副業がばれてしまった場合のリスクも理解しておかなければいけません。
訴訟問題になるケースもありますので注意が必要です。
副業がばれた時のリスク1:会社からの信用を失う
副業を禁止している会社で副業がばれてしまった場合、厳罰を受けなかったとしても就業規則を守れなかったとして会社からの信用は失うでしょう。
「また副業するのでは?」と疑いの目で見られてしまう可能性もあります。
副業がばれた時のリスク2:最悪のケース会社をクビになる
厳重注意で済めばまだ良いのですが、減給や降格、最悪解雇となるケースも十分あります。
解雇となりその後裁判で解雇無効と判断されたケースもありますが、会社に居づらくなってしまうでしょう。
その後の業務に支障が出るのは間違いありません。
副業が会社にばれた時の対処法!
万が一副業が会社にばれてしまった場合、まずはきちんと謝罪しましょう。
そしてどうして副業をしていたかをしっかりと説明します。
最も言ってはいけないのは会社への不平不満を理由にすることです。嘘はいけませんが例として下記ご参考ください。
副業が会社にばれた時の対処法1:言ってはいけない理由
- 会社の給料が少ないから
- 単に遊ぶお金が欲しかったから
副業が会社にばれた時の対処法2:共感を呼びやすい理由
- 住宅ローンや教育資金の補填など家庭の事情を説明する
- あくまで一時的なもので本業に影響を与えてはいないことを説明する
- 副業のノウハウが本業に役に立つことを説明する
【結論】副業はばれるリスクもある。きちんと確認して収入を増やしましょう。
会社で副業が禁止されている場合リスクやデメリットはありますが、副業にはそれ以上のメリットがあります。
不安な状況が続く現代社会、いつ収入がなくなるか予測がつきませんし、定年まで今の会社で働ける保障はどこにもありません。
自分の資産は自分で何とかしないといけない時代なのです。
もちろん、本業のサラリーマン業に支障をきたしてはいけません。
副業を解禁する企業も年々増えています。早くみんなが堂々と副業が出来る社会になって欲しいものです。

収入が減ってから副業するのではなく、早い段階から手を打っておかないと手遅れになることもあります。