
- 子供のマネー教育事情を知りたい
- 子供にマネー教育って必要?
- 子供のマネー教育って何をすればいいの?
子供のマネー教育に関する悩みを解決します。
本記事の内容
- 子供のマネー教育の調査結果の解説
- 子供にマネー教育をするためのおすすめマネースクールと本の紹介
子供にマネー教育をしている家庭はどのくらいの割合なのでしょうか?
日本は先進国の中でも「マネーリテラシー」が低いとされています。
マネーリテラシーとは、「お金の知識を持ち、それをうまく活用する能力」のことで、自分の子供が将来お金に困らないように、早い段階からマネー教育を受けさせる家庭が増えつつあります。
本記事では、子供のマネー教育について、アンケート調査結果をもとに詳しく解説をしています。
記事を読むことで、子供のマネー教育についての実情が把握でき、これから子供に何を教えてあげるべきなのかがわかります。
そして、子供がマネー教育を受けることによってお金のことが理解でき、1歩も2歩も成長することができるでしょう。

私が解説しています
- 節約歴15年、50種類以上の節約術を実践
- FP2級、簿記2級、宅地建物取引士保有
- 不動産投資系を中心にWebライターとして活動中
目次
子供のマネー教育についての調査結果
本記事は、「キッズ・マネー・スクール」を運営する「一般社団法人 日本こどもの生き抜く力育成協会」が行った、アンケート調査結果をもとに解説しています。
調査概要
項目 | 内容 |
調査テーマ | 子どものマネー教育に関する調査 |
調査期間 | 2020年5月1日(金)~ 2020年5月4日(月) |
調査方法 | インターネット調査 |
調査人数 | 1,017人 |
調査対象 | 4歳~12歳(小学校6年生まで)の子供を持つ世帯年収1,000万円以上の保護者 |
モニター提供元 | ゼネラルリサーチ |
小さい頃からマネー教育をするのは重要?【9割が重要性を感じている】
「子どもの頃からマネー教育を受けることについてどう思うか」という質問に対して、「非常に重要(36.0%)」、「重要(54.0%)」と実に「9割」の方が重要性を感じていました。
お金は生きていくうえで必要不可欠です。
不安な状況が続くであろう日本で、早いうちからマネー教育を受けることがますます重要となっていくと言えるでしょう。
子供にマネー教育をしている割合【66.8%がしている】
「子供にマネー教育をおこなっているか?」という質問に対しては、「66.8%」の家庭が何らかのマネー教育をしているとの回答でした。
もっと少ないと予想していましたが、7割近くが実施している意外な結果となりました。
親世代がマネー教育を受けてこなかったため、いまの子供たちには早くから学んでほしいと思っている家庭が多いようです。
どんなマネー教育をしたいか?【お小遣いが半数以上】
つぎに、「どのようなマネー教育がしたいか」という質問には、「53.7%」がお小遣いと回答しています。
次いで、「投資について(17.0%)」、「クレジットカード・電子マネーの使い方(16.8%)」、「何を教えたらいいか分からない(8.8%)」、「外貨について(2.3%)」と続いています。
大人でも難しい投資などの資産形成やキャッシュレス決済については、これからますます需要が高まり必須の知識となってくるでしょう。
また、「何を教えたらいいか分からない」という方が8.8%と、自分がマネー教育を受けてこなかったために課題を抱えている家庭も多いようです。
マネー教育の開始年齢と方法【4歳~6歳・お小遣い帳が最多】
「何歳の時からマネー教育を行っていますか」という問いの回答では、「4歳~6歳(40.9%)」がもっとも多く、つづいて「7歳~9歳(27.1%)」、「10歳~12歳(19.2%)」、「0歳~3歳(12.8%)」となっています。
つづいて「マネー教育の方法」についての質問では、「お小遣い帳をつけさせる(46.4%)」が半数近くを占めました。
以降は、「新聞や専門書を読ませる(18.6%)」、「バーチャルゲームをプレイさせる(15.5%)」、「良い方法が分からない(10.2%)」、「マネースクール・講座に参加させる(4.7%)」、「実際に株式投資や外貨取引などをさせる(2.7%)」と続いています。
まずは身近なお小遣いの管理から始める家庭が多いようです。
なかには「実際に株式投資や外貨取引などをさせる」という回答が「2.7%」もありました。
両親に投資の知識がないと教えられませんので、こちらはハードルが高いでしょう。
「遊び」を「学び」につなげられているか?【約7割がYES】
最後に、「遊び」を「学び」につなげられているかという質問に対して、「72%」もの人が「学びにつなげられている」という回答でした。
しかし、「どのような遊びをしているのか」の質問には、「ゲーム機(34.5%)」が最も多い回答でした。
一見、学びにつながっていないとも思われるかもしれませんが、多くの方が学びにつながっていると考えているようです。
おすすめの子供向け【マネースクール】
調査結果より、すでに子供にマネー教育をしている家庭が多い一方で、「何をされればよいのかわからない」という意見が一定数いるようです。
自分がマネー教育を受けたことがない人にとっては、子供に教えるのはなかなか大変かもしれません。
そんなときは、子供向けのマネースクールに参加してみてはいかがでしょうか。
「キッズ・マネー・スクール」は、お金は汚いものではなく「ありがとう」と交換する素晴らしいもの、と自然に身につくような体験型のマネースクールです。
キッズ・マネー・スクール
HP・教室名 | URL(開催スケジュールなどを確認) |
「キッズ・マネー・スクール」メインHP | https://kids-money.com/ |
「東京キッズマネースクール」大江戸下町校 | https://kids-money.tokyo/ |
「キッズマネースクールTOKYO」プラチナクラス校 | https://kids-money-tokyo.com/lp/ |
キッズマネースクールについては、「子供のためのマネー教室【キッズマネースクール】親子で参加してみましょう!」にて詳しく解説していますので、ご参考ください。
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子供のためのマネー教室【キッズマネースクール】親子で参加してみましょう!
続きを見る
おすすめの子供向け【お金の勉強の本】
キッズマネースクールに行きたいけど「近くで開催していない」・「スケジュールが合わない」という方も多いと思います。
そんなときは、まずは本から楽しく勉強するのも良いでしょう。
大人が見ても勉強になり、親子で一緒に成長できる内容の本も多くあります。
子供向けマネー教育のおすすめの本については、「【子供のお金の教育に】おすすめの本を5冊紹介|将来お金に困らないために」にて「5冊」紹介していますので、ぜひご参考ください。
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【子供のお金の教育に】おすすめの本を5冊紹介|将来お金に困らないために
続きを見る
【結論】子供にマネー教育をするなら小学生のうちに始めるのがベスト
子供にマネー教育を始めるのに良い時期は、小学校に入る少し前から小学生のうちがベストです。
何にでも興味を持ち、スポンジのように物事を吸収するため、「楽しく・正しく」お金の知識を身につけていくことでしょう。
もちろん、小学生以降ではじめても問題ありません。
その年代にならないとわからないことは多分にあります。
そして学ぶきっかけを作ってあげられるのは親である私たちです。
子供のマネー教育をまだしていない方は、お小遣い帳を付けることからでもよいですし、マネー教室に参加してみることでも、一緒に本を読んで勉強するのでもよいので、子供と一緒に成長するつもりで始めてみてはいかがでしょうか。
本記事が、ひとつのきっかけとなりましたら幸いです。

親に知識がないと子供が学ぶきっかけは少なくなります。子供にお金で困って欲しくはありませんよね?まずは親であるあなたが知識を身に付けたほうが良いかもしれません。
大人の無料マネースクールについては、おすすめの無料マネーセミナーを「【無料マネーセミナーおすすめ5選】お金の不安を解消しましょう」の記事で解説していますので、ぜひ参考にし不安解消への第1歩を踏み出してください。
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