
- 子供にお金の仕組みを学んでほしい
- 子供にお金の教育をするためのおすすめの本が知りたい
- 子供には将来お金に困らない人生を歩んでほしい
子供のお金の教育に関する悩みを解決します。
本記事の内容
- 子供のお金の教育におすすめな本「5冊」紹介
- 子供が将来お金に困らないためには
子供にもお金の教育は必要です。
いえ、子供だからこそ早いうちにお金の教育をしておくべきだと思います。
本記事では、「子供のお金の教育に関するおすすめな本を5冊」ご紹介しています。
記事を読むことで、子供へのお金の教育の必要性がわかり、お金の大切さや重要性・世の中のお金の仕組みを学ぶことによって、親子一緒に成長できるでしょう。

私が解説しています
- 節約歴15年、50種類以上の節約術を実践
- FP2級、簿記2級、宅地建物取引士保有
- 不動産投資系を中心にWebライターとして活動中
目次
子供のお金の教育におすすめな本5冊を紹介
子供にお金に関する教育をしたいけど、どうやって教えればいいかわからない親御さんも多いのではないでしょうか。
それは多くの親御さんたちも子供のころにお金の教育を受けていないからだと思います。
そんなときは、親子一緒に本から楽しく学んではいかがでしょうか。
ここでは、「子供でも分かりやすいお金の教育の本」を5冊紹介していますので、ぜひご参考ください。
1.10歳から知っておきたいお金の心得
お金の教育が諸外国より遅れていると言われている日本。
時代が変わるにつれてお金のあり方も日々変化していきます。
お金の使い方だけでなく、社会をよくするためのお金の使い方も学べる1冊です。
情報量は多めですが、子供目線での疑問がテーマになっていたり、とても理解しやすい内容となっています。
本の内容
- モノの値段が分かる物価の価値
- 今話題のキャッシュレス未来のお金
- お金を預ける銀行の役割
- 会社を応援する投資について
- 社会や私たちの暮らしを支える税金・社会保障のあり方
- 子どもができる投資
- おこづかいトレーニング
2.学校では教えてくれない大切なこと 3 お金のこと
おこづかいから銀行の役割など、身近なことから社会で役立つ知識が得られる内容となっています。
小学生のうちに学んでおきたいお金の知識をストーリー仕立てで学ぶことができます。
とてもわかりやすく、楽しく授業を受けているような感覚で知識を身につけられる1冊です。
本の内容
- 1章 ほしいものを手に入れろ!
- 2章 ほしいものを安く手に入れよう
- 3章 知っておくと得!町の金融機関
- 4章 お金のことを知って,うまく使おう!
- 5章 社会の流れを読んで,お得に買い物!
- 6章 大人になったら,かしこく利用
3.マネーという名の犬―12歳からの「お金」入門
マネーという人間の言葉を話す犬と、主人公の少女が成長していくストーリーです。
ストーリーが進むにつれて、少しずつお金について学んでいくことができます。
主人公が成長するにつれて読んでいるお子さんも一緒に成長することができるような内容となっています。
お金を「汚い」ものだと思わないこと。など、子供だけでなく、大人が読んでも学ぶことは多いでしょう。
本の内容
- お金は汚いという考えは大まちがい
- お金があれば他の人を「助ける」ことができる
- 「働く」のはつらいことでも不愉快なことでもない
- お金をかせぐ基本は「誰かが困っていること」を解決すること
- 「投資」ってなに? 「資産形成」ってなに?
- もし「借金」ができたらすべきこととは?
- なぜ「信用」が大切なの? どうすれば得られるの?
4.池上彰のはじめてのお金の教科書
説明がとても分かりやすい池上さんだけあって、本書もたいへん分かりやすく読みやすいです。
分かっているようでわかっていないお金のことを子供でも大人でも楽しく学べます。
お金の成り立ちから、価値やリスク、かしこい使い方・増やし方まで、大切なことはこの1冊でまるごとわかります。
本の内容
- 第1章 お金のはじまりを知ろう
- 第2章 お金のかしこい使い方
- 第3章 銀行の役割を知ろう
- 第4章 お金のかせぎ方・増やし方
- 第5章 ニュースに強くなろう
5.ドラえもん社会ワールド お金のひみつ
ドラえもん社会ワールドのシリーズで、お金について楽しみながら学べる1冊です。
お金はどうして出来たのか?お金の仕組みは?など、大人でも知らないようなことも分かりやすく説明しています。
ドラえもんのマンガと活字が半々くらいの割合で、小さなお子様から小学生高学年くらいまで幅広く活用できるでしょう。
本の内容
- お金ってなに?
- お金の歴史
- 銀行ってこんなところ
- お金の貸し借りの決まり
- 税金のしくみと役割
- お金の価値はこう決まる
- お金の代わりになるもの
- お金と上手につきあう方法
- お金の使い方を助ける仕事
- 知ってると得する?お金の豆知識
将来子供がお金に困らないようにするためには
参考:バンダイ
将来子供がお金に困らないようにするには、親が教えてあげるしかありません。
子供にお金のことはまだ早い、というのは古い考えで、いまは自分の資産は自分で何とかしないといけない時代となってきています。
将来はもっとそうなるでしょう。
早いうちからどんどんお金に触れさせて、お金というものを理解してもらいましょう。
1.小遣い制にする
毎月定額のお小遣い制にすることで、1ヶ月に使えるお金を自分で計算して使うようになります。
初めのうちはすぐに使ってなくなってしまうと思いますが、子供がお小遣いをねだっても追加であげたりしてはいけません。
言えばもらえるという考えが植えついてしまいます。
学校や生活に必要なもの以外は買わないように一貫性をもって接しましょう。
「小遣い制」は、家の手伝いをすることでお金をあげる「お駄賃制」と意見がわかれるところですが、家の手伝いをすることは家族であれば当たり前のことですので、お金をもらってやることではないと教えたほうがよいでしょう。
2.お金を使わせる
ムダ使いをさせるという意味ではなく、お金に触れる機会を多く作るという意味です。
お小遣いは親があげたお金とはいえ、もう子供のものです。
買っていいもの、いけないものはある程度決めておいて、それ以外は自由に買わせて良いと思います。
ただし、友達とお金の貸し借りは絶対にしないよう約束しておいてください。
3.家計簿をつけさせる
お金を得ることを覚えたら次に、「いつ、何に、いくら使ったのか、残りはいくらあるのか」をきちんと記録することを教えましょう。
数字に触れることで計算も早くなりますし、お金だけでなく自分を管理する能力も身に付きます。
4.目標を決めて貯金をさせる
ただお金を貯めるのではなく、しっかりと目標をもって貯金をさせましょう。
すぐには買えないような、いつもよりちょっと高価なおもちゃや洋服などがよいでしょう。
下記のような目標達成までのプロセスを学び、成長へとつながります。
- 商品やサービスによって価値が違うことを理解
- 今月はいくら貯めることができた
- 目標達成まであといくらか
- あと何ヶ月で達成できそうか
- ある程度の期間を貯金をする継続性
- 達成できたときの喜び
【結論】子供にお金の教育は必要です。まずは本を読んで楽しく学びましょう。
お金の教育は子供にとってとても必要です。
これからの時代を生きていく子供たちには、必須の知識ともいえるでしょう。
私自身、子供のころにお金の教育を受けたかったと今になって思います。
子供の知識を吸収するスピードはすさまじく、親の想像をはるかに超えてきます。
ぜひお子さんと一緒に親御さんも成長していきましょう。

我が家も取り組みましたが、「本を読んで実践する」のが一番の学びだと思います。
下記で「子供にマネー教育をしている家庭の割合」を解説しています。
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子供にマネー教育をしている割合は?子供のマネー教育の実情を徹底解説
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